2018年12月20日

見たことありますか?

こんにちわ!
間瀬建設の片山です(o´艸`)

突然ですが、妻壁に「水」と書かれたお家を見たことありますか?

今月末にお引渡しになる、豊田市のT様邸への道すがら、何軒か妻壁に「水」と書かれたお家がありました。

昨日、職人さんから「あれは何だ?」と質問を受け、僕も気になっていたので調べてみる事にしました!✧٩(ˊωˋ*)و✧

見たことありますか?



まず、お寺や神社、古い家の屋根に、魚を象った彫刻や水の流れをイメージした様な飾りを見たことありますか?

金ぴかな物や木の彫刻、いろんな形の飾りが妻壁の屋根に付けられています。

これを、「懸魚」(けぎょ・けんぎょ)と言います。

火に弱い木造寺院を火災から守るため、水に縁のある魚の形をした飾りを屋根に懸けて火除けのまじないとしたのが始まりと考えられているそうです。

魚の身代わりを屋根に懸ける事が、「水をかける」という意味にも通じています。

これが魚に由来する呼び名の語源だそうです。

見たことありますか?


見たことありますか?


見たことありますか?


見たことありますか?


見たことありますか?




そして、「水」の文字。

江戸時代末期、庶民の家は懸魚を付けるのを制限されていました。

魚を屋根へかける代わりに水の文字を妻壁に描く事で、水の神通力にすがり、火災から建物を守る火伏せのまじないにしていたそうです。

明治の時代には定着し、それをつけた家や蔵がたくさんあったそうです。




調べてて見つけたのですが、お神輿の屋根にも付いてる物がありました!

皆様の近所にあるお寺や神社の屋根にも、懸魚が飾ってあるかもしれません。

機会がありましたら、散歩がてらフラッと立ち寄ってみてください。

そして、そっと建物の横に行って屋根を見てみて下さい(*゚∀゚*)

それではっ!!(*゚▽゚)ノ



Posted by 間瀬建設  at 18:26 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
見たことありますか?
    コメント(0)